廃墟探訪 下仁田町の鉄鉱山跡へ
久々の廃墟探訪ネタです!o(^-^)
今回は以前から気になっていた、下仁田町の「中小坂(なかおさか)鉄山」に行ってきたレポートです♪
-資料より-
中小坂鉄山は、江戸時代の1848年頃より、
鉄鉱石の採掘・精錬が行われていたとされているが、
その後の明治7(1874)年に外国人技師を招いて技術指導を受け、
日本初の西洋式製鉄所として、鉄鋼の生産を行うようになった。
蒸気機関を利用した、熱風送風式の溶鉱炉を備えた設備は、
明治13(1880)年に官営の釜石製鉄所が稼働するまで、
当時の日本における、最新にして最大規模の製鉄所であった。
しかし、残念ながら大正7(1918)年には操業が中止され、
すべての設備が撤去されてしまった。
今は山中に、採掘坑跡が十数カ所残るのみとなっている。
国道254号沿い、下仁田町中小坂地区にある案内板から、
山道に分け入ること数百メートル・・・
緩やかな坂の作業用林道を、歩いて登って行きます。
途中で、高校生ぐらいの男子を連れた親子グループとすれ違いました。
挨拶がてらに「鉄山までは遠いですかね?」と訊いたら、
「すぐそこですよ」と即答!(笑)
おそらくは、父親と息子がこの手のネタが好きで、
母親は仕方なくお供してる・・・といった感じでしょうか??(^-^;)
まぁ、どこにでもモノ好きはいるって事でv(`∀´v)
いずれにせよ、同好の士に出会えるのは心強いモノですなぁ!
( ̄▽ ̄)ニヤ
そして数分歩いた所で、坑道跡らしき洞穴を発見!!\(≧▽≦)丿
小さな案内板が建てられており、
往時の賑わいに思いを馳せることができました。
廃坑道の入り口を覗いてみると、案の定、厳重なバリケードが・・・(^-^;)
柵の隙間から、両腕とカメラを突っ込み、闇雲にフラッシュ撮影!
この坑道は果たしてどこまで続いているのか・・・
当時はもちろん手堀りでしょうから、相当な苦労があったことでしょうね。
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そんなわけで、今回の知られざる鉱山の探索はとりあえず終了!
この近くにある「下仁田町ふるさとセンター・歴史民俗資料館」に、詳しい資料や、
中小坂鉄山から採掘された鉄鉱石などが展示されていますので、
興味を持たれた方はぜひ、出かけてみて下さいね~(^-^)b
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