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2018年4月13日 (金)

わ鐵に乗って、足尾への旅!その2

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2018年4月8日(日)、晴れ!

わたらせ渓谷鐵道に乗って、足尾の廃線跡を訪ねた旅の続きです~♪

わたらせ渓谷鐵道 間藤駅

2両編成のディーゼルカーは11時41分、予定通りに間藤駅に到着。

ここからは、歩いてかつての線路跡をたどって行くことになるのですが、
この列車が折り返して間藤を出発するのが、12時22分。

つまり、またこの列車に乗って、足尾の街中に戻るとすると、
探索に使えるのは40分ほど・・・ということになります。

そこらへんを踏まえて、廃線跡の探訪がスタート!(^-^)b

わたらせ渓谷鐵道の旅10

わたらせ渓谷鐵道の前進である、旧国鉄の足尾線には、
この間藤駅の先にもう一つ、貨物専用の「足尾本山」という駅がありました。

足尾銅山そのものは、1973(昭和48)年に閉山となりましたが、
その後も足尾線で輸入鉱石を運び入れて、本山精錬所は稼働し続けるんですね。

そして1987(昭和62)年に、とうとう貨物輸送も廃止となり、
間藤駅から先へと続いていた線路と、足尾本山駅は、その役目を終えたのでした。

ということで、上の写真は、間藤駅から少し進んだところにある、車止め。
線路はそのまま残されていましたよ~。

わたらせ渓谷鐵道の旅11

住宅街を抜けて進むと、今度はかつての踏切跡が見えてきました。
線路がアスファルトに埋められちゃっているのが、寂しいですね~(^-^;)

わたらせ渓谷鐵道の旅12

踏切跡の場所から、足尾本山駅へと続く方向を見ると、
線路も鉄橋も、まだまだ使えそうな雰囲気で残されています!

何年か前だったか、この廃線跡の線路の上を歩こう!なんてイベントがあったようですが。

例えば・・・「レールバイク」とでも言うのかな??

足こぎペダルで線路の上を走れるような、トロッコ的な乗り物を通したりして、
この廃線跡を観光に活用できたら良いんじゃないかな?なんて思っちゃいますね~!

わたらせ渓谷鐵道の旅13

さて、線路は川の向こう側へと行ってしまったので、住宅街を抜ける道路を進んでいくと、
次に見えてくるのが、間藤の水力発電所の遺構です。

これは、足尾銅山を経営した古河市兵衛が、
薪や木炭に代る動力源として、明治23年12月に運用開始した設備だそう。
関東地方最古の水力発電所の一つと、言われているそうですよ~!(*^-^)

わたらせ渓谷鐵道の旅14

その先、住宅街の建物の切れ目からは、川の対岸を走る線路に作られた、
トンネルや腕木式信号機なども見えました♪

わたらせ渓谷鐵道の旅16

そして歩くこと30分ほど、ようやく本山精錬所前に到着です~!(^-^)v

こちらの工場は、完全な廃墟となっているわけではなく、
今も工業製品のリサイクル業務などを行っているそうです。

わたらせ渓谷鐵道の旅15

ちなみに、本山精錬所の前にあるこの橋、名前は「古河(ふるかわ)橋」と言って、
現存する道路用の鉄橋としては、ほぼ日本最古級のモノだそうです。すごい!o(^-^)

本山精錬所跡の引き込み線2

さてさて、辿ってきた足尾線の線路はどうなったか?というと、
この鉄橋を渡って、本山精錬所の中へと続いていました。
(写真の手前側が本山精錬所、奥が間藤駅方面です)

旧・足尾本山駅

頑丈な鉄の柵があるので、これ以上、精錬所の中には立ち入ることはできませんが、
以前にTV番組の取材があった時、足尾本山駅はほぼ当時の姿のまま、
残されていることが解ったそうで・・・う~ん、いつの日か入ってみたいものだ!( ^ω^ )

わたらせ渓谷鐵道 間藤駅2

・・・とまぁ、ざっと間藤駅~足尾本山駅の線路遺構を探索して楽しんだわけですが、
ここでちょっとした誤算が・・・

乗ってきた列車が折り返しで出発するのが、40分後・・・
本山精錬所まで歩いて往復するのにかかった時間は、約60分・・・

つまり、間藤駅まで戻ってきた時には、乗って帰る列車はすでになし!!(ノ∀`) アチャー

・・・なぁんてね、まぁこうした事態は覚悟の上で、本山精錬所まで行きましたから!(笑)

間藤駅から足尾駅までは、路線の営業距離で1.3kmほど。
次の列車をボーッと待ってても仕方ないので、さらにウォーキングだ~♪

わたらせ渓谷鐵道の旅18

というわけで、20分ほど線路っぱたを歩いて、足尾駅に到着~!
ここで、次の桐生行き列車を待つことにしましょう(*^m^)

わたらせ渓谷鐵道の旅19

しかしながら、ほぼ人の気配もないような場所をうろついていたおかげで、
すっかりお昼ご飯は食べ損なってしまいましたよ・・・

さらに、予定通りの列車に乗れれば、銅山観光にも行きたかったんだけど!w
ま、それはまたの機会ってことですかね~┐(´-`)┌ヤレヤレ

そして、足尾駅13時31分発 → 桐生駅14時54分着の列車で桐生に帰着。

わたらせ渓谷鐵道の旅20

今回は、いつもならバイクでピューッと走り抜けちゃう場所を、じっくりと楽しんだ旅。

久々に「テツ分」もたっぷり補給できて(笑)、大満足な休日となりました~!ヽ(´▽`)/

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コメント

わ鐡は本数も少ないので、ちょっと降りて昼飯・・・って技が使えませんものね。(笑)
折角なのですから、水沼温泉にでも浸かってくれば良かったのでは?^^

桐生から伊勢崎も一時間に一本ですか。せめて上毛電鉄みたいに30分に一本でしたらね~。^^;

> 銀影さん

当初の予定では、間藤から折り返しの列車に乗って通洞駅まで戻り、
足尾銅山観光の施設を見学して、そこの売店で昼メシ・・・と思っていましたが。

本山精錬所が思っていたより遠くて、すっかり予定が狂ってしまいました(^-^;)

水沼駅の温泉も、ちょっと考えたのですが・・・そちらの駅もかなり混んでいて、
のんびりと温泉に入れそうもない雰囲気だったので、スルーしちゃいました!w

まだまだ遺構沢山残ってるんですね。
私鉱山の町の出なんで、子供の頃の記憶と被って懐かしいです。

> オネさん

今回、足尾の街をじっくりと散策して来ましたが、道ばたですれ違う人はいなくても、
かつての鉱山住宅風の長屋には、洗濯物が干してあったりと・・・
今も変わらず、暮らしてる方々もいらっしゃるようでした(*^-^)

ボク自身は、良い or 悪いは別にして、
足尾が歩んできた歴史や、独特の風景に心惹かれるものがあるように感じてるので、
今後も折を見て、訪ねてみたいと思ってます(^-^)b

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