那須ツーリング後編!さらにディープなネタ巡り♪
この記事は、前回の日記「珍スポツー♪那須のディープなネタ巡り!」の後編です。
さて、戦争博物館の見学を終えたところで、ちょうどお昼過ぎになったので、
ランチタイムにしましょうか~(^-^*)
今回チョイスしたのは、「や台屋さん」という地元密着型のラーメン店さん。
どのくらい”地元密着”なのかと言うと、
なんと、お店の看板が出ていないんですよね~!ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ!
参考までにストリートビューの画像を載せておきますが・・・
はい、この「ラーメン」の旗が立っている、植木鉢が並べてある奥にお店がありますw
(駐車場は、写真左側の”本”の看板があるスペースです)
気になる店内はこんな感じ~!(・∀・)ニヤニヤ
要は店名の通り、屋台の軽トラを利用して営業をしているんですよね☆
ちなみにテーブルは、6人がけが2カ所と、4人がけの席が1つありましたよ。
で、メニューはこちら!
とんこつと、とんこつ醤油の2種類だけ。割り切りっぷりがお見事!
しかも、人気の観光地・那須にあって、このリーズナブルな価格!∑(゚Д゚)エッ!
大盛りも無料だなんて、なんて良心的なお値段なんでしょう~!( *'д')bイイ!!
ボクらは、4人揃ってとんこつ醤油の大盛りを注文。
麺は、とんこつで良く使われるストレートの細麺ではなく、
お隣のご当地グルメ「白河ラーメン」の系統の縮れ麺なんですが、
クリーミーなとんこつスープが良く麺に絡んで、ウマウマじゃ~!(*^-^*)
「安くて旨い」は、正義!w
また一つ「新規開拓」に成功です(^-^)b
さてさて!
お腹もふくれたところで、ネタ巡りを再開しましょうか~。
続いて向かったのは、「や台屋」さんからバイクで1分の場所にある・・・
ちょっとした、別荘地っぽい場所の一画。
なにやら、金色のでっかいモノが映り込んでますけど??
こちらは「神命大神宮那須別宮(しんめいだいじんぐう・なすべつみや)」という名前の、
とある宗教団体の施設なんですが、とにかくど派手な「黄金の巨大神像」がスゴイんです!w
この黄金の巨大神像は、高さが25mほどあるそうで、
天岩戸の神話をモチーフにした「天手力男命」(アマノタヂカラオノミコト)の像なんだとか。
日本の”神道”は基本的に偶像崇拝ではないので、
このような神像があるのは珍しいですよね~( ゚∀゚; )ヒョー
(ちなみに、参拝料は1000円かかるので、外から拝観させていただきました・^-^;)
そしてさらに、この場所からバイクで1分!
続いてのネタスポットは・・・
那須みろく聖観世音菩薩さまです~!(*ノ∀`*)キャッ
・・・境内にだぁれもいないのが、ちょっと寂しいですがね~∑(ノ∀`*)アチャー
立てられていた「由来記」によると・・・
こちらは「みろくさま」であり、「聖なる観音さま」でもあり、「火の鳥の化身」でもあるとか??
那須という土地は、
「人類悪念の浄化の地熱の地」←(『”の”の連続』の禁則表示が出たw)だそうですが、
ボクのような凡人の理解をはるかに超えた、ありがたい教えが書かれているようでした~┐(´∀`)┌ヤレヤレ
しかし、なんでこんな近くに、全然違う2つの宗教施設があるのでしょうね~?
(ケンカしたりしないのかな?なんて、ちょっと心配ですw)
それで、怒濤のネタラッシュはさらに続きますよ~!?(笑)
この日最後の立ち寄り場所は、こちら!
じゃん!「大麻博物館」でございます~ヽ(^ω^)ノ
・・・って、えっ!?た、大麻??∑(・`ω・ノ)ノ ゲゲッ!
なぁんて声が聞こえてきそうですが、ご安心ください。
「禁止薬物」の大麻の話しではなく、
日本人が古くから利用してきた、繊維・布製品を作るための植物=「大麻」のことなんです。
公式ページはこちら:大麻博物館(栃木県那須郡那須町高久乙1-5)
(日本古来の方法で大麻草から精製された繊維製品を「精麻」と呼ぶそうで、
外国由来の麻繊維製品であるリネンやラミーとは、まったくの別物です)
ボクもね、つい2~3ヶ月前までは「大麻=麻薬」としか認識していなかったのですが(^-^;)、
縄文時代の遺跡から、大麻草で作られた布製品や大麻草の種が発見されていると知って、
とても驚いたんですよね。
(縄文の遺跡から出るってことは、日本人はコメよりも前から大麻草を育てていたことになる)
それで、色々と調べていくうちに・・・
*天皇の代替わりの時だけに行われる「大嘗祭(だいじょうさい)」では、大麻草が奉納される
*神社の神職が振る「払い串」には、大麻草の糸が結びつけられている
*大相撲の横綱が締める「白い綱」は、大麻草でできている
→日本人にとって身近で重要だった大麻草は、しっかりと伝統・文化の中に息づいている
*大麻草は、花が咲いてしまうと繊維の質が落ちるので、花が咲く前に刈り取っていた
→花は不要なモノだったので、昔の日本人に「大麻を吸う」習慣はなかった
*日本の地名や人名には、「麻」の字がとても多い
→古くから、大麻は身の回りに当たり前のように存在していた
地名について詳しくはこちら:「麻」がつく日本の地名と麻の関係
☆名字や名前の例:麻生さん、麻岡さん、麻倉さん、麻原さん、麻田さん、など・・・
麻衣、麻紀、麻美、麻央、麻理、麻子、麻美子、宅麻、拓麻、卓麻、麻男、などなど・・・
→大麻は成長が早く、真っ直ぐに伸びて強い繊維が取れることから、
子供の健やかな成長を願う、親の気持ちを反映させやすかったと言われている
(昔から「麻薬」のイメージしかないのなら、子供の名前にするわけがないw)
・・・とまぁ、このように、かつての「大麻」は日本人にとって、
当たり前すぎる存在だったわけですが。
戦後のGHQによっていわゆる「麻薬(マリファナ)」と一緒にされて禁止され、
その後に作られた「大麻取締法」によって、
日本の大麻と生産農家は今や、絶滅危惧種となってしまったんですよね~('A`)フゥー
この辺のお話しは、日本人の歴史や風俗をちょっと聞きかじっているボクにはとても興味深く、
これからもいろいろと知りたいな~と思って、
今回、那須の大麻博物館を訪問させていただきました。
日本人と大麻草について、詳しくお知りになりたい方は、
大麻博物館さんが出版されているこの本、「日本人のための大麻の教科書」がまずはオススメです。
アマゾンのKindleでも買えますよ~♪d('∀'o)
とまぁ、なんだかんだと『個人的な趣味が丸出し』のツーリングも、これにて糸冬 了_φ(゚∀゚ )~w
4月とは思えない暑さの中で、久々に遠くまで行ったな~!と感じたツーリングでした。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!ヾ(-∀-*)(*-∀-)ノ ドーモー!
本日の走行距離=301.0km 給油量:10.92リットル 燃費=270564km
ODO=11067km
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先日はお疲れ様でしたw
なかなかに『濃い』スポットを凝縮している那須って(笑)
どの施設も楽しませていただきました(^^)
しかし暑かったですね~
さすがに気温が20℃超えると防水系の服は厳しかったです(^^;)
(防水ジーンズの中はムレムレでした)
またよろしくお願いします♪
投稿: ogu-jxj | 2022年4月11日 (月) 23時25分
> ogu さん
先日はお付き合いいただき、ありがとうございました♪
那須高原、侮りがたいですよね~!(  ̄▽ ̄)ニヤ
探せば他にも「トンデモ物件」がありそうなので、
引き続き調査してみようと思います(笑)
4月中にメッシュジャケットを着ることになるとは思いませんでしたが、
帰りの高速道路は西日もあって、メッシュでも暑いくらいでした(^-^;
投稿: アルカリ乾電池 | 2022年4月12日 (火) 08時32分