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2022年10月 4日 (火)

八ヶ岳山麓 水の歴史を巡る旅♪

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2022年10月2日(日)、快晴♪

今年の夏の後半は、台風がらみやらなにやらで、ずっと天気が悪いままでしたが・・・

ここにきてようやく、雨が降らない1週間が続きましたね!(^-^*)

日中はまだまだ暑いですが、朝晩は過ごしやすくなってきたこの頃、

一人で八ヶ岳方面へとお出かけしてきました~ヽ(^ω^)ノ

 

Dscn2036

 

朝9時過ぎに自宅を出て、高崎玉村スマートインターから高速道路へ。

最初の休憩は、いつもの佐久平パーキング。

雲一つ無い、完璧な青空☆

今日は思いっきり楽しめる予感ですな!イイネ♪d('∀'o)

 

さて、佐久平から走り出して中部縦貫道に入り、まず一つ目の立ち寄りスポットはこちら~。

 

Dsc_0003_20221002184801

 

八千穂高原インターの出口から、バイクで7~8分のところにある、

「鷽の口(うそのくち)円筒分水」です!

 

Dsc_0007_20221002184801

 

円筒分水(円形分水)とは文字通り、用水の水を分配するための設備で、

人間が生きていくために必要な飲み水や、コメ作りに欠かせない水をめぐり、

昔から絶えなかった「水争い」を解決するために造られたものです。

 

水争いについてはこちら:NHKのムービー 

 

Dsc_0009_20221002184801

 

円筒分水の基本的な構造としては、

まず上流から流れてきた水に関を設けてゴミを除去し、

円筒形の水槽(分配設備)の中に引き込みます。

 

Dsc_0013_20221002184801

 

水槽の下から引き込まれた水は、真ん中で溢れて水槽を満たします。

そこから水槽のまわりに開けた穴によって、それぞれの水路へと分配されていきます。

(オリフィス式円筒分水)

 

Dsc_0014_20221002184801

 

鷽の口円筒分水の場合は、分配のための穴は全部で47個あるそうで、

割り当てられた穴の数によって、どの水路にどれだけの水を流すのかが決まるんですね。

この『公平に分配しているのが目で見て解る』というポイントも、

水争いを収める上で意味があるんでしょうね~(^-^*)

 

Dsc_0017_20221002184801

 

以上、鷽の口円筒分水のご紹介でした。

 

あ~、ちなみに「鷽(うそ)」ってどんな鳥?って思って、調べてみたのですが~。

 

Uso

 

ネットで見つけたこの写真♪

こんな感じに、のど元の朱色がキレイな鳥なんですね!(*^-^*)

ボクは鳥には詳しくないんですけど・・・

小型の鳥類ってことで、スズメやツバメ、オナガやウグイス等はよく見かけますけど、

「鷽」は、見かけたことがないかな~?(^-^;)

・・・って、完全な余談ですね!失礼しました~w

 

さて、そこからは国道を南下して、野辺山&清里エリアに到着!

 

Kimg0287

 

清々しい青空をバックに写真撮影などを楽しみつつ・・・

 

Dscn2038

 

八ヶ岳高原ラインを快走して、次なる目的地に向かいましたよ♪

 

Dsc_0020_20221002184801

 

で、やって来たのは、小海線の甲斐小泉駅近くの、「三分一(さんぶいち)湧水」です!

 

この場所は、八ヶ岳に降った雨水や雪が伏流水となって流れ出ているスポットなんですが。

やはり、昔からの「水争い」の現場として、

かの「武田信玄」公が、「水を公平に分配するための施設を造った」という伝説が、

残されている場所でもあるんですよね~。

 

Dsc_0032_20221002184801

 

公園として綺麗に整備、保存されている水源地を歩くこと、2~3分。

三分一湧水の分配ポイントに到着です~♪

 

Dsc_0030_20221002184801

 

はい!これが、水を3方向に分けるための仕掛けです(^-^*)

上流から流れてきた水を一度、石でできた升の中に溜め、

そこからそれぞれの水路に分けて流しているんですね~。

現代の我々から見れば「たったこれだけ?」って言いたくなるような、簡単な設備ですが(^-^;)、

当時の人たちにとっては、画期的な発明だったんでしょう!( *'д')bスゴイネ!

 

Dsc_0036_20221002184801

 

分水升のすぐ上にある、水源地までやってきました。

ここから、八ヶ岳の伏流水が大量にわき出しているんですね。

いつまでも変わらず、キレイな流れを保ち続けて欲しいものです。

 

Dsc_0042_20221002184801

 

さてさて!

時間はちょうどお昼の1時過ぎになったので、

今日はこの「三分一湧水」の隣にある「そば処三分一」さんで、

お昼ご飯をいただきましょうか~ヽ(゚∀゚)ノ

食べログのリンクはこちら:そば処三分一

 

Kimg0289

 

店内に入ると、蕎麦打ちをしている工房の様子を見ることができます。

手慣れた職人さんの作業は、流れが美しいですね♪

 

Dscn2043

 

で、今回ボクはちょっと奮発して、季節限定の「月の膳」というセットメニューを注文!

天ぷら3種、炊き込みご飯、だし巻き玉子もついてボリュームもある定食です。

 

Dscn2044

 

お蕎麦は、たっぷりとキノコが入った温かいつけ汁でいただくのですが、

えのき、しめじ、シイタケ、舞茸などがたくさん入っていて、すごくいい香り~!(*´ェ`*)

このセットのお値段は¥2300と、なかなかの”観光地価格”でしたがw、

これは食べてみて良かった!ヽ(゚∀゚)ノ うぇ───ぃ♪

 

Kimg0288

 

そんなわけで、食後は清里~野辺山~と来た道を帰りますかね。

ちょうど小海線の列車が来る時間だったので、『JR鉄道最高地点』の近くでツーショットに成功♪

 

Dscn2046

 

八千穂高原インターから高速に乗って、一気にグンマまで!

地元に戻ってきたら、10月とは思えないほどの熱風が・・・( ゚∀゚; )ヒョー

「暑さ・寒さも彼岸まで」とは、もはや死語になりつつあるんですかね~?┐(´∀`)┌ヤレヤレ

 

本日の走行距離=320.7km 給油量:11.83リットル 燃費=27.109km

ODO=16,283km

 

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コメント

お疲れ様です(*_ _)ペコリ

遅めの出発の割に、結構な距離を走りましたね~♪
円形の分水枡は初めて見ました!
これも産業遺構なのかなwww

我が家は、ランチは1000円迄┅
と騒いでおります(笑)

> 空波さん

円筒分水を、ネタとして取り上げたのは今回が初めてですが、
探すといろんな地域で、様々な形のモノがあるようですよ~(^-^*)

(近くでは、赤城山の畜産試験場のちょっと上あたりにもあります)

あ、でも現役の設備ですから、確かに「産業遺産」ではないですな!
カテゴリー分けが他になかったもので・・・ご勘弁を(^-^;)

三分一湧水のお蕎麦は、ちょっと高かったですが美味でした♪

こんばんは!

これまでのツーで
水に関してはキレイか?
流れが激流か?
昔川だったか
などでしたが

水の分配のレキシ!
そういう見方も
あるんですね〜!

面白かったです。
成る程な〜!

> 草虫さん

先日の新潟ツーリングで、栃尾の棚田を眺めながら、
「どこからどうやって水を引いてるのか、気になりますよね~( *´艸)」
なんて会話をしたのが、今回の旅のヒントになったんですよ(笑)

昔の日本人は9割が農民で、みんなでコメ作りをがんばっていた。
そうした中で「水争い」は避けて通れない問題だったようで・・・(^o^;)

一説には、水を公平に分配する円筒分水は、
全国に100基ほどあるそうで!(*゚Д゚)
新たなツーリングネタになる予感です(^^)d

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