レンタルバイク:CB1100RSインプレッション
2023年12月13日(水)、晴れ!
昨日の雨を境に、12月らしからぬ気温が続いていたのもようやく元に戻った?(笑)
今日は日差しはあるものの、冬のグンマ特有のからっ風が吹いてちょっと寒く感じました。
気温差で体調を崩さないように、気をつけないといけませんね~(^-^)b
さて、先日のレンタルバイクツーリングで初めて乗った、ホンダのCB1100RS。
4時間ほどのレンタル時間でしたが、まだ乗り味の感覚が残っているウチに、
自分なりに感じたことを書き留めておこうと思います♪
(主に前愛車のBMW・F750GSとの比較になります)
まずはスペックのまとめから~!
ホンダ CB1100RS(2021年型)
4スト空冷並列4気筒、排気量1140cc
車重:252kg シート高:785mm
最高出力 : 90PS/7500rpm
最大トルク : 91Nm/5500rpm
*車格、重量、ポジション、足つきなど
実を言うと、ボクのこれまでのバイクライフの中で、
コイツがいちばん排気量の大きいバイクなんですよね~( *´艸`)
それなので、乗り始めるまではちょっと緊張気味だったんですがw
跨がってみると、排気量からイメージしていたよりはコンパクトな印象。
ネイキッドはアドベンチャーなどと違って、目の前にメーター以外は何もないので、
視覚的に開放感があるからそんな印象になったのでしょうか。
引き起こしの重さ感は、最初にちょっと踏ん張る必要がありますけど、
起こしてしまえば、重量物の中心は足の間にあるエンジンがほとんどですから、
フル装備状態のF750GSよりも、むしろ軽く感じたかな?(笑)
ポジションは、ハンドルは近くてちょっと低めで、少し前傾姿勢が強い感じ。
ステップは思ったより高い位置にある感じで、総じて「スポーティなポジション」と言えますかね。
足つきは、身長167cmのボクだと両足出しなら親指の付け根までの接地ですが、
ちょうどふくらはぎにステップが当たってしまうので、少し足を開き気味に着く感じでした。
あと、ちょっと戸惑ったのはハンドルの幅ですかね~。
自分がアドベンチャーモデルの幅広ハンドルに慣れちゃってるせいか、
無意識にパッとハンドルを握ると、薬指と小指はグリップの外のバーウェイトを掴んじゃう~!w
毎回、発進のたびにハンドルを持ち直していました(笑)
(あくまでボクの感覚の差であって、
スポーツネイキッドとしては一般的なハンドル幅だろうと思います)
*エンジン
やはりこのCB1100RSの最大の魅力は、何と言っても空冷並列4気筒のエンジンですよね~☆
薄くて深く刻まれた冷却フィンの造形は、ほれぼれするほど美しい!(*ノ∀`*)キャッ
他のモデルにはない唯一無二のエンジンですから、
こういうのが好きな人なら眺めてるだけで飯が食える?(笑)
ボクもこのエンジンの乗り味を一度は体験してみたくて、今回レンタルしたわけですけど、
「味わい深いエンジン」ってこういうことなのか~と、妙に納得です。
エンジンを始動すると、すぐに「ズウォ~~~!」と響く重低音!
不思議だったのは、このエンジン音がどの速度域でもちゃんと聞こえてくること。
どういうことかと言いますと・・・
F750GSでは、高速でちょうど100km/hぐらいで巡航してる時は、
風切り音に消されてエンジン音ってほとんど聞こえなくなるんですが、
CB1100RSの場合、ネイキッドで”風当たり”wは強いにも関わらず、
100km/h出しててもちゃんとエンジン音が聞こえるんですよね~!∑(*゚ェ゚*)オドロキ!
そういう点でも「まずエンジンありき」のマシンなのかな?なんて思いました。
あとは4気筒エンジンらしく、振動は少なくて滑らかに回るんですが、
なんとなく「ザラザラした感じ」がある回転フィーリングが面白いですね。
クラッチが繋がる「ゴリッ」とした感覚と共にマシンが動き出すと、
低速域でもちゃんとトルク感があって、扱いやすいエンジンだな~という印象です。
ちなみに、エンジンのスペック的には90PS・91Nmと、
同じ排気量帯の水冷エンジンには敵うべくもないですが、
ボクが乗り継いで来たミドルクラスのバイクよりは、だんぜんパワフル!( *'д')bイイ!!
何回か「シグナルダッシュ」(笑)をやってみて、2速7500rpmくらいまで引っ張ってみましたけど、
あっという間に速度が乗る加速感は、やはりリッタークラスのマシン!すげーな!って感じです♪
いや~!想像以上に楽しめました~(・∀・)ニヤニヤ
*ハンドリング、コーナリング
さて今回のツーリングでは、後半にちょっとしたワインディングを軽く走ってみて、
CB1100RSのコーナリングの感触などを確かめたのですが。
個人的には、自分の身体に感覚として残っているF750GSの乗り味と比較して、
「こうまで違うか~!」と驚きの連続ですごく楽しめましたよ!o(≧▽≦)o
具体的にまず一つ目は、コーナーでの曲がり始めですが、
切り込み始めは明らかにCB1100RSのほうが軽いというか、クイックな感じ。
これはフロント17インチ(CB1100RS)と、フロント19インチ(F750GS)の差なのでしょうね。
そこから、フロントタイヤを軸にしてグリグリっと曲がっていく感じのCB1100RSに対して、
F750GSは「長い板」に乗ってスイ~っと向きを変えていく感覚だったかな~?
例えて言うなら、スケート靴でエッジを効かせて曲がっていくようなCB1100RSと、
スキー板でのスムーズな旋回をイメージさせるF750GS。
同じ「二輪車」なのにずいぶんと違うもんだな~と、ニヤニヤしながら走ってましたw
それとコーナー入り口での挙動と言えば、
CB1100RSはエンジンブレーキが弱く感じたのにも驚きましたね~。
アクセルを戻したときに感じる「減速感」は、2気筒のF750GSのほうがずっと強め。
専門家ではないのであまり詳しくは解らないのですが、
回転上昇が滑らかな4気筒エンジンは、エンブレの効きも弱くなるって事なのかな?
まぁ単純にシリンダーの数がどうだとか言うより、
例えばフライホイールの大きさなど、クランクマスに由来するのかも知れませんけど、
そんなところにも違いが出るってのは、おもしろかったですね。
それでそういう視点で言えば、
一番違いを感じられたのはその「クランクシャフト」のジャイロ効果ですよ!
CB1100RSは寝かし込みこそクイックですが、傾けて行くにつれて感覚が「重くなる」!∑(*゚ェ゚*)オオッ!
要はドシッ!と安定したコーナリング性能を見せてくれるわけですが、
続いてコーナーの出口に向けてアクセルを開けると、
今度はフッ!とマシンを起き上がらせるような力を感じるんですよね。
最初、この挙動がなんだかよく解らなかったんですけど、
「あ~!これがクランクシャフトのジャイロ効果なんだ!」って気付いたときは
嬉しかったな~!ヽ(゚∀゚)ノ
そう思って感覚をよく研ぎ澄ませてみると、
あきらかに自分の足の前にある「横に長くて重いモノ」の存在を感じるわけですよ。
そこからは2気筒エンジンとは違う「横に長いクランクシャフト」を、
右に左に傾けながら乗るような感じでCBを走らせて!
自分の身体に残っているF750GSの感触との違いを楽しみながら、
ワインディングを走り抜けました~☆
*リクエスト
そんなふうに楽しんで走らせたCB1100RSですが、
リクエストを出すとしたら、やっぱり「防風性能」ですかね!ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ!
久々に乗るネイキッドなのである程度は覚悟していたのですが、
正面からまともに受ける走行風の圧力はスゴかった!(^-^;)
今回のツーリングでは試しに、月夜野~赤城の区間で高速道路を走ったんですけど、
時間にして20分くらいですかね??
・・・正直言って、それ以上の距離は高速を走りたくないかな~!?∑(ノ∀`*)アチャー
(風圧がスゴすぎて、首と背中が2・3日、筋肉痛になりましたからネw)
逆に言うと、今まで乗っていたF750GSの優れた防風性能というか・・・
「長距離を走っても疲れにくい」=いわば”旅力”の高さにどれだけ助けられていたか!と、
思わずにはいられませんでしたね~( *´艸`)
次にバイクを買うとしたら、やっぱり自分の使い方にはアドベンチャー系の方が合ってるかなと、
再確認できたレンタル体験でした♪
ちなみにボクは、15年前にCB400SFでバイクにリターンして2年ほどそれに乗り、
その後に大型免許を取ったんですよね。
以来、F650GS(5年)→TMAX530(3年)→X-ADV(2年)→F750GS(3年)と、
ずっと2気筒マシンを乗り継いできたので、
4気筒マシンの乗り味は、久しく味わってなかった(忘れていた)感覚でした~!( *'д')bイイ!!
おそらくは今後、自分でCB1100RSを買うことはないでしょうけど、
空冷4発のビッグネイキッドは思ってた以上に楽しめました!(^-^)b
グリップヒーターも着いてたことだし・・・
冬の間にもう1回くらい乗ってみるかな~?(*ノ∀`*)キャッ
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