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産業遺産・廃墟

2025年5月12日 (月)

東北周遊2025・春 DAY:2 青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」を探訪!

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Dscn3116

 

*この記事は、2025年5月3日~6日にかけて巡った、東北周遊ツーリングツーリングのレポートです。

 

2025年5月4日、秋田県は雨、青森県は午後から晴れ。

この日は当初の予定では、宿泊した由利本荘市のルートインを出発して、

秋田県の内陸部を旅してから青森市へと向かうつもりでいたのですが。

残念ながら、秋田県は「ほぼ一日雨」の予報になったので、

秋田県内での予定をすべてキャンセルして一気に青森まで走ることにしましたよ。

 

ちなみに由利本荘のルートインから、青森中央インターのルートインまでは、

秋田道と東北道を使って約236km、3時間30分の距離です。

高速道路を走りながら何回も雨に降られて、

宿泊予定のルートイン青森中央インターさんに到着したのは正午過ぎ。

当然、チェックインの時間には早すぎるのですが・・・

フロントの方に事情を説明して、バイクと荷物を預かってもらえることになりました♪

では、ここからタクシーで市内の観光に行って来ま~す!(^-^*)

(こんな風に柔軟に予定を変えられるのは、一人旅ならではですねw)

 

Kimg2795

 

そうしてタクシーに揺られながら、今回の旅で「大本命」と位置づけていた、

青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」に到着です!

 

Kimg2796

 

さて、見学チケットを買ったところで時刻は午後1時過ぎ。

すると、このあと1時30分から、

元・機関長による船内のガイドツアーがあるって言うじゃないですか~!イイネ♪d('∀'o)

実際にこの船に乗って何十年も仕事をされていた方の話しなんて、

聞かなくちゃ絶対にもったいない!Ψ(`∀´)Ψ

すぐさまガイドツアーに申し込んだら、

なんとこの日の参加者は3人だけ!(゚Д゚)エッ?

ほとんど「貸し切り」状態で、いろいろ聞けるなんて嬉しすぎる!

ウヒョ━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━!!!

 

Dsc_0234_20250512192901

 

ということで、まずは船内の客室エリアへ移動します。

ここでは、青函連絡船が最も活躍していた昭和30年代の青森市と、

青函連絡船に関わって生活していた人々の様子を集めた資料が展示されていて、

さながら歴史民俗資料館みたいだな~(^-^*)

 

青函連絡船の主たる目的は、もちろん人と貨物列車を運ぶことでしたが、

連絡船を使って行商をしている人たちもたくさんいたのですね。

例えば、今でこそ北海道でも美味しいお米が採れますが、当時の北海道では稲作はできなかった。

だから、本州で買い付けたお米を背負って船に乗り、北海道へ渡れば高値で売れたし、

帰りは北海道のニシンやらサケやらの海産物や農産物を仕入れて帰れば、

それだけで充分に商売になっていたそうですよ~。

 

ちなみに余談ですが、わずかな船の停泊時間にそうした行商人も一般の乗船客も、

一気に荷物の積み降ろしをする必要があるわけですよね。

そうした中から、そのような「旅人の手伝い」を仕事にする人たちも現れるようになり、

彼らが赤い帽子をかぶっていたから「赤帽さん」と呼ばれるようになって・・・

なんと、それが運送会社としての「赤帽」の始まりなんだとか!(*・∀・*)ヘー

そんなところにも、今に続く物語があったんですね~。

 

Dsc_0239_20250512192901

 

さて、当時は青森と函館を結ぶ「物流の大動脈」だった、青函連絡船。

ボクはここでお話を聴くまで知らなかったのですが、

最盛期にはなんと、1日21往復もの船が運航されていたのだとか!∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!

ボクの勝手な推測で、1日に4~5往復くらいしていた程度かな?なんて思ってましたが、

いやはやとんでもない!!w(*゚ロ゚*)w

ほぼ1時間に1本、夜中でも多少の悪天候でも関係なく運航されていたと言うんですから、

本当にすごい!としか言いようがないですよね~( *´艸`)

 

Dsc_0241_20250512192901

 

ということで、船のブリッジに続いて案内されたのは、ブリッジの上にあるデッキです。

ここには船の運航には欠かせない、「羅針盤」が置かれていましたよ!∑(*゚艸゚*)オオッ!!

ボクは本物を見るのは初めてでしたけど、

要は、水に浮かべた円盤状の磁石が中に入っていて、それが常に北を指しているから、

方角と船首の向きを確認しつつ船を進めることができるんですね。

そして羅針盤全体も上下・左右の軸で「浮いてる状態」になっているから、

どれだけ船が揺れても方角を間違うことがないんだとか!

この羅針盤を読むことが航海士の勉強の第一歩だそうで、

GPSが進化した現代の船にも、ちゃんと羅針盤は積まれているそうですよ。

 

Dsc_0238_20250512192901

 

続いてご紹介するのは、連絡船と地上とを接続する「可動橋」についてです。

実は、今回の訪問でボクが一番知りたかったことが、これでした!( *'д')bイイ!!

だってねぇ、考えてもみてくださいよ??

「船に列車を積み降ろしする」って言葉では簡単に言えても、

船と地上を結ぶ線路が仮に5センチもズレたら、即・脱線!ですからね~?( ;^ω^)

 

そもそも、波の影響で常に揺れ続ける船。

海面の高さも満潮・干潮で違ってくるし、

積み荷の重さや偏りで、喫水線の高さも傾きも違ってくるわけですよね。

いったいそれらの条件をどのように整えて、列車の出し入れをしていたのか?

 

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(この写真は船の見学後に、外で保存されている可動橋から撮影しました)

 

それで、機関長さんに教えてもらった仕組みですけど・・・

まず、船のほうには巨大な水のタンクが左右に分けて積まれていて、

その水を増減させることで喫水線の高さや傾きの調節ができたとのこと。

 

一方の地上側は、基本の橋桁と、船に架ける「補助桁」とを別々に操作できるようにしてあって、

細かく分割された構造の補助桁が、船の動きにある程度追従して、

レールの揺れやねじれを緩和できるような工夫がされていたそうです。

 

これらの装置は、青函連絡船の運航が始まってから何世代にもわたって改良が続けられて、

できるだけ素早く・安全に、列車の出し入れをする方法が追求されていたんですね。

 

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(線内に飾られていたタペストリー。右が船長さん、左が機関長さんです)

 

そして、機関長さんが強調されておられたのは、

「青函連絡船は国鉄が運航していた」という点でした。

戦前・戦後の日本にとって、北海道の石炭やニシンなどは「戦略物資」とでも言いますか、

国鉄=国が全面的に運航に関わるほどに連絡船は重要視されていた。

だから技術も設備も、その時の最新のものが惜しげも無く投入されていたんだと、

誇らしげに語ってくださいましたよ~(^-^*)

 

Kimg2808

 

そして続いては、列車を載せていたデッキに到着です。

現在、船の中にはDD16型ディーゼル機関車やキハ82型の特急列車などが展示されていますが、

これは言わばサービス展示?(笑)

当時は基本的に貨物列車しか積まなかったそうですよ。

 

Kimg2803

 

そしてここでの「見どころ」は、この車両を固定するための金具です!

この金具は、通常時は1台の車両に前後2本ずつ・計4本が使われていましたが、

悪天候で波が高くなるのに合わせて6本、8本と増やしていって、列車の転倒を防いだそうです。

ちなみに、この作業をするための若い衆が50人くらい専属で配備されていて、

列車が入ると一斉に群がって作業する姿は壮観だったとおっしゃっていました。

 

Kimg2811

 

そしてお待ちかね!船の心臓部たるエンジンルーム!

この部屋に入った瞬間、思わず「おおっ!すっげー!」と声が出ちゃいました!( *´艸`)プププ

V型16気筒・1600馬力のディーゼルエンジンが8機で、合計12800馬力!

ズラッと並んだ姿はまさに圧巻!∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!

 

Kimg2810

 

青函連絡船の特徴として、列車を載せるデッキがある構造上、

その分エンジンルームに使える空間は狭くなりますから・・・

大型のエンジンと同等の出力を8機の中型エンジンに分割して、動力を作り出す方式が採用されたんですね。

そして、右舷と左舷に1本ずつあるプロペラに対して4機のエンジンを1組にして配置して、

「流体減速装置(フルカンギヤー)」という仕組みで動力を伝達していました。

これは、向かい合った機関につながっている羽根車で油の流れを起こして動力を伝える仕組みだそうで、

原理的には、現代の自動車で多く使われている変速装置=トルクコンバーターと同じ構造なんだとか!

こんなところにも、当時の最先端技術が使われていたんですね~!ヽ(´▽`)ノ

 

しかしながら、船の燃費はというと・・・?

1往復の航海で、200リットルのドラム缶換算で30本以上使ってた!と言うんですから、

とんでもない金食い虫!(笑)

ま、「国鉄だから」運行できていたんだろうな・・・∑(ノ∀`*)アチャー

 

Dsc_0261_20250512192901

 

そんなこんなで、一通りのガイドツアーが終わってチケット販売まで戻って来たら、

なんと時間は午後3時!

みっちり1時間30分もお話ししてもらっちゃいましたよ!(・∀・)ニヤニヤ

でも、ボクにとっては楽しすぎてあっという間の時間でしたけどね~(笑)

 

以上、かなりマニアックな内容になっちゃいましたがw

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました☆

 

以前のブログはこちら:「風に吹かれてバイク旅」

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2025年5月 8日 (木)

東北周遊ツーリング2025春 DAY:1 旧・国道7号の廃トンネル群を探訪!

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*この記事は、2025年5月3日~6日にかけて巡った、

東北周遊ツーリングのレポートです。

 

2025年月3日(土・祝)、グンマは晴れ。

いよいよ、楽しみにしていた東北周遊ツーリングのスタートです!

まずは自宅を朝8時前に出発して関越道の渋川インターから高速道路に入り、

一路新潟方面を目指します。

 

しかし、関越道から北陸道に入ったところで、

事故渋滞に巻き込まれて大幅にタイムロス。

一時通行止めのような状態になり、結局1時間近く足止めを喰らいましたよw

 

通行止めが解除になった後は、北陸道~日本海東北道と進み、

村上市の朝日まほろばインターから一般道(国道7号)へ。

自宅から300kmほど走ったところで、ようやく本日最初のネタスポットに到着で~す!(^-^*)

 

Dsc_0183_20250508214501

 

上の写真は手前(右側)から、現在の国道7号、国道7号の旧道、

羽越本線の廃トンネルと並んでいますよ~( *'д')bイイ!!

 

ここは、新潟県と山形県の県境にあたる「府屋(ふや)」という地区。

以前に道路ネタ好きの友人から、

「旧・国道7号の廃トンネルがたくさんある場所」と教えてもらったので、

今回調査してみることにしたんですよね。

 

Fuyamap

 

ちなみに今回の「物件」を地図上で確認すると、こんな感じですw

 

さて、現在の国道7号を走って来て、

第一と第二の府屋トンネルに挟まれた場所に来たら、

旧道を折り返して「岬隧道」と「大崎山隧道」を見に行ってみましょう!

 

Kimg2874

 

府屋第一トンネルから旧道を折り返して走ると、まず見えてくるのが「岬隧道」です。

かなり短い岬隧道ですが、他の廃トンネルよりは若干広めのサイズですね。

 

Kimg2875

 

ところで、ここは両側を通行止めのトンネルに挟まれていて、

どこにも行けないルートなんですがw、思ったよりは舗装の状態が良いですね(^-^*)

 

Dsc_0187_20250508214501

 

そのまま岬隧道を抜けていくと、すぐに「大崎山隧道」が見えて来ましたよ。

昭和38年に竣工した古い規格のトンネルなので

確かに今の道路と比べると幅が狭いですね。

現代のサイズの乗用車同士では、ちょっとすれ違うのは大変かなぁ?

 

Dsc_0188_20250509075301

 

昔のクルマはサイズも小さかったし、

現代のように通行量も多くなかったから、これで用が足りていたのでしょうね。

今はこの大崎山隧道は通行止めになっていますが、

トンネルの中を覗いてみても別に問題なく通れそうでした(通っちゃダメよ?w)。

 

Dsc_0191_20250508214501

 

ところで、今回紹介する3本の旧国道のトンネルには、

「一級国道」という銘板が取り付けられているんですが、

これこそが道路マニアの皆さんにとっての大注目ポイントなんだとか!w

確かに、いまは「一級国道」なんて言い方はしないよな~(*・∀・*)ヘー

 

Dsc_0193_20250508214501

 

さて、戻ってきて今度は北側に続く「間の内隧道」へと行ってみましょう。

 

Dsc_0194_20250509075301

 

こちらのトンネルでも、もちろん「一級国道」の銘板を発見しました!

 

Dsc_0195_20250509075501

 

背景色の関係と、草がかぶっているのでちょっと見にくくてスミマセンw

でもこの銘板、字体にもなんとなく趣があっていい感じですよね~。

 

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そして最後にご紹介するのが、

横に3本並んだトンネルのうち、もっとも海側に作られた、

旧・羽越本線の廃トンネルです。

現在の羽越本線は、まさにこの場所の足の下を長いトンネルで抜けているのですが、

昔はここに線路があったんですね~。

手前にある電柱には、おそらく架線か信号線を吊すための金具がしっかり残されていましたよ。

 

Dsc_0197_20250508214801

 

現場は足元が悪くてちょっと近づけなかったのですが、

ズームでトンネルに寄って見ると、

今まで見てきた旧・国道7号のトンネルよりも明らかに古い作りですね!

レンガ積みっぽく飾られたポータル(入口)に時代を感じます。

ず~っと眺めていたいわ~(笑)

 

Kimg2782_20250508215801

 

以上、府屋の廃線・廃道ネタのご紹介でした~!(^-^*)

 

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(羽越本線 小砂川-上浜)

 

そしてその後はさらに国道7号を北上して、以前にも撮影を楽しんだ「お立ち台」へ!(*ノ∀`*)キャッ

ちょうど特急「いなほ」が来る時間だったので、待ち受けてパシャリ♪

いい感じに撮れました!

 

この日の走行距離=453km

 

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2025年4月29日 (火)

志賀草津・雪の回廊ツーのはずが・・・?

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2025年4月29日(火・祝)、晴れ!

今日は、昨晩の冷たい雨からから打って変わってお出かけ日和?

でも、ボクは次の土曜日(5月3日)からのロングツーリングが控えてますからね~。

今日は休養と下調べに充てようと思っています♪

 

さて、毎年のゴールデンウィークの恒例イベントと言えば、

冬季閉鎖が解除された直後の、国道292号(志賀草津道路)雪の回廊ツーリング!

今年は4月27日(日)の開催となりました。

 

今回も珍スポメンバーさんにお声がけして、行ってみましょうか~(^-^*)

 

Dscn3055

(前からボクNC750X、oguさんTT250R Raid、草虫さんZ900RS CAFE、空波さん400X)

 

まずは朝9時、道の駅こもちに集合です。

このメンバーが勢揃いするのは、いつ以来だったかな~??

今日も安全運転で楽しみましょう!(^-^*)

 

ということで、道の駅こもちを出て、一路草津方面を目指したわけですが・・・

 

なんと!

途中にあった広域交通情報の電光掲示板に、

「国道292号 雪崩のため通行止め」

の表示がっ!!∑(゚д゚)ガーン!

 

調べたところ、予定では4月24日に冬季閉鎖が解除されるはずだった志賀草津道路は、

その前日の作業中に雪崩が発生したため、実は閉鎖の解除は無期限延期とのこと!

∑(ノ∀`*)アチャー

 

うわ~!これは完全にボクのリサーチミス!

申し訳ない・・・( ゚∀゚; )ヒョー

 

そんなわけで、次の休憩場所で寄った吾妻峡の道の駅で、

これからどうするかの作戦会議。

話しているウチに、

草虫さんが、旧・国鉄の太子線(おおしせん)のことをご存じないというので、

太子線の鉄道遺産巡りをしながら、野反湖まで行ってみよう!ということになりました。

 

よし!

こうなったら罪滅ぼしも兼ねて、

野反湖方面でボクが知ってるネタスポットに、

すべてご案内しちゃいましょうか~!(・∀・)ニヤニヤ

 

さて行き先が決まれば、さっさとツーリングの再開です。

まずは長野原草津口の駅前に行って、旧・太子線の廃線巡りのスタート!

 

Dscn3057

 

長野原草津口を出た太子線は、今の吾妻線と別れてすぐに白砂川(しらすながわ)を渡ります。

そこには太子線の白砂川橋梁と土台が残されているんですよね。

折しも雪解けの時期なので、八ッ場ダムとそこに流れ込む川はほぼ満水状態で、

温泉の成分が溶けてる白砂川はクリームがかった緑色!

入浴剤のような色になってますね~(^-^*)

 

Dscn3059

 

そこから白砂川の上流方面へと進み、

国道405号から分岐した、元の太子線の線路跡へとバイクを走らせます。

線路が撤去された今は地元の方の生活道路として使われていますが、

途中には小さな鉄道用トンネルが2つと、小さな橋も残されたまま。

 

そしてこれをしばらく進んで行くと、いよいよ太子駅が見えて来ますよ~♪

 

Dscn3062

 

急に視界が開けてくると、そこが元の太子駅があった場所です。

10年以上前に初めてここに来たときは、半分ほどが土砂に埋まったまま放置されていた、

コンクリート製のホッパー台(貨車に鉄鉱石を積み込む施設)があっただけでしたが、

いまやすっかりキレイな公園として整備されていますよ~( *´艸`)

 

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旧・太子駅は、日本鋼管(株)群馬鉄山の鉄鉱石を運ぶ専用線「太子線」の始発駅として、

戦時中の昭和20年に開業、昭和27年には旧・国鉄に編入されました。

昭和29年には地元住民の要請を受けて旅客営業を始めたものの、

昭和41年に群馬鉄山が閉山、その後の昭和46年に太子線は廃線を迎えました。

(旧・太子駅パンフレットより)

 

Dscn3065

 

復元された駅舎の中(有料200円)には、貴重な当時の資料や鉄道用具がたくさん展示されています。

中でも、特に受付の隣に飾られていた、当時の旅客運賃表が目を引きます!

「東京電環」って、今の山手線の事なのかな?(笑)

 

ちなみに太子線は、ここ太子駅と長野原駅しかありませんでしたが、

長野原駅までの運賃が40円かぁ!

確か昭和40年代の初任給って1万円くらいだったはずですから、

それからするとお高め?(^-^;)

 

Dscn3083

 

以上、旧・太子線のレポートでした♪

 

Dscn3088

 

さて、旧・太子駅を出発して、次にご紹介するのは「小雨」という集落です。

この日は見事な五月晴れの一日でしたが、ここだけは「小雨」。

いつでも「小雨」なんですねきっと。

 

・・・えっと、それだけですけど、なにか??(笑)

(珍地名のネタその1です。スミマセンw)

 

Dscn3089

 

はい!つぎ行ってみよう~!w

空いてる山道をグングン登って、野反湖の手前まで来たら、あら!

雪の回廊があるじゃないか~!(*ノ∀`*)キャッ

わずか100mくらいのものですけど、とりあえず志賀草津の代わりってことで。

 

Dscn3097_20250429142801

 

そして、目の前に広がる野反湖の絶景!!∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!

まだ半分凍っている湖面と、残雪の山々が輝いてる~!ヽ(´▽`)ノ

この時期に野反湖に来たのは初めてですけど、これは見事!

来年からの定番スポットになっちゃうかな~??

 

Dscn3099

 

そしてこれは、野反湖へと登って行くときに気がついた、号泣してる砂防ダム!(笑)

目と口?のバランスが、なんかかわいくないですか?( *´艸`)プププ

こういうネタは空波さんが好きなんだよな~ってことで、

野反湖から帰る途中で寄り道です(・∀・)ニヤニヤ

場所の目印は、万沢林道の分岐を過ぎて500mくらい下った先の右側の奥。

バイクなら、路肩に止めるスペースがありますよ♪

 

Kimg2753

 

そしてさらに珍地名ネタその2!

「殺人の滝」と書いて「サツウゼンの滝」ですってよ!∑(*゚艸゚*)オオッ!!

名前の由来はずばり、滝で殺人事件があったから・・・って、

そのまんまじゃねーか!(笑)

 

ちなみにここの六合(くに)村には、「世立(よたて)八滝」と言われる滝の名所が多いらしいので、

滝巡りなどをしてみるのも良いかもしれませんね~。

 

Kimg2757

 

さてさて!

怒濤のネタラッシュをかましたらw、六合(くに)村の道の駅でお昼ご飯ですよ♪

ざる蕎麦と上州豚のミニカレーのセット(1500円)に、

春の天ぷら盛り合わせ(500円)で、お腹いっぱい!

ごちそうさまでした~(*^-^*)

 

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そしてその後は暮坂峠を爆走して、中之条~道の駅おのこまで一気走り!

そこからは流れ解散になりました。

 

志賀草津道路が雪崩で走れなかったのは残念でしたが、

そのぶん他で楽しめて、気がつけば家に帰り着いたのは午後4時過ぎ。

なんと、久しぶりにバイクで8時間も遊んじゃった~!(*ノ∀`*)アハッ!

 

お付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました(^-^*)

 

本日の走行距離=201.3km

(久々の200km越え!w)

ODO=18611km

 

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